子供が算数嫌いになる訳
今日の夕刊で見つけた記事。サイエンスサラダというコラムで、某大学の教授が書いている。
教授の子供が算数のテストを受けたときの話。答案用紙にはバツがあった。問題は
「次のうち、答えを求める式が 3×6 になるものに○をつけなさい」
という設問である。問題文の下には、選択肢がいくつかあり、教授の子供がバツをつけられたのは
「小さい玉の6個入った袋が3個ある図」
である。
教師側の理屈としては
「玉6個入りの袋が3つあるから、式は 6×3、したがって 3×6 ではない」
ということなのだ。
はっきり言って意味不明だ。ひっかけ問題だと言いたいのだろうけれども、これのどこがひっかけなのだ。悪質な問題である。
「袋が3つで、1つの袋の中に玉が6個あるから、3×6」
の、どこが悪いのだろうか? 「どこが悪い」に対して、明確に、そして論理的に答えられる教師がいるだろうか。答えられないのに、「とにかくダメ」の一点張り。これでは、算数嫌いの子供が増えてもおかしくないと思う。それまでは、算数が好きだったのに、こんなくだらない問題をやらされては、算数が嫌いになるきっかけを与えているようなものだ。せっかくの「算数が好き」という芽をつんでしまっている。こういうおかしなことをやっているのに、「学力低下がうんぬん・・・」言うのは、何が間違っていると思う。
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